第一章 共鳴 第二章 創痕(傷の跡) 第三章 抱擁 第四章 切れない繋がり 至宝の存在 優柔不断 兄弟離れ 第五章 容赦なし 第六章 陰陽 第七章 珠玉(尊いモノ)
今この世に その傷跡は 二つの小さい影が火影室の窓から 黒髪を頭上で一つに束ねた少年が 昼の下忍としての任務が終わり 似ているようで似ていなくて これからもずっと一緒 その日は範囲が広いということ こいつは自分の半身とは違うが 手に入れた尊いモノ
序章 対の陰陽 突然の決別 隠遁 月明かり 夜明け
歓喜が満ちる。 奈良家の当主屋敷に・・・ 真白の瞳が彷徨う。 嘘だって言ってるだろ!! だって!!